2022年11月11日、草月会館別館アトリエにて、Unlike Sound Production代表平原慎士が率いる総勢10名のミュージシャンと、座・草月によるいけばなの音楽公演及び展示会「鎮魂祭-Requiem for the People in Disarray」が開催され、HIPS Konan Studioのスタッフが照明デザインを担当いたしました。
ジャズと生け花のコラボレーションを演出する、雰囲気のあるインスタレーション照明となっております。
当初は、「いけばな」という自然的なものに対して、アルミ製のLED電飾は相反するもので、作品の中に取り入れることに、照明スタッフは躊躇したそうです。
しかし制作過程で、草月流の教えに「異質素材の介在」というものがあるとお聞きしたことで、あえてフレームやLEDを隠さず、1つの素材として活用することにしました。
その結果、お花の発色をよく見せられるように考慮しながら、作品の世界観や鎮魂のメッセージを体現する空間作りに貢献しました。
公演の映像がYouTubeにて公開されております。ぜひご覧ください。
【主なシステム】
コンソール:AVOLITES Quartz
メディアサーバー:MADRIX
SPIデコーダー:DMX KING LeDMX4 MAX
電飾
Hibino Lane10 60本
ASTERA Titan tube 8本
フィクスチャー
A.C Lighting Q1908 12台
ETC Source four 4台
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